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『蒼の封印』について/ゆら [◆はまりもの]

引っ越しの荷物の片づけが続く日々ですが。
当然(当然?)、漫画もぞろぞろと出てくる訳で。
いや、前の引っ越しの時にだいぶん減らしはしたのです。
段ボールふた箱程度ですが。
とりあえず、厳選した本を連れて回っている訳ですが。
篠原千絵さん関連のは全部、あとイラスト集とか『エロイカより愛をこめて』とか『百鬼夜行抄』とかあとは何だ……『ジパング』とか『王都妖奇譚』とか、マァ色々。
……漫画しか無いですね。あ、いやあと中国文学関係のは大学の方に持っていっているし……実家ではもうあんまり活字本を置いてなかったり買わなかったり……しどろもどろ……。
それはさておき、本棚に漫画を収める際に、ふと目にとまったタイトルは手に取ってしまう、これはヒトとして当たり前の行動でございます。
今回、目にとまったのは『蒼の封印』。篠原千絵さんの90年代前半頃の少コミ連載作品だったと思います。
私は、この作品がとても好きです。なぜならば、一番篠原さんに入れ込んだ時期の連載で、ほぼ最初から終わりまでリアルタイムで読んでいたからです。
はっきりいって後半部分は設定や筋が破綻しています。……が、それを補ってあまりあるほどの魅力が感じられました。
後にインタビュー記事で篠原さんは『蒼の封印』からストーリーで引っ張るのではなく、キャラクタ設定や動きにも気を配る事を始めたそうです(原文が手元にないので、間違っているかも知れませんがあしからず)。
そういえば、初めてキャラ萌え、というものを感じたのは、『蒼の封印』の西園寺彬でした。今にしてみればアレがキャラ萌え……。当時はそんな言葉すら……なかったよなぁ?

とりあえず、はまっちゃいましたってことで。
ああ…落ちない……。
しかし、毎度の事、幻水からほど遠い日記ですこと……(汗)