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総合教育の時間/ゆら [◆日記・雑感]

母校に行きました。
何を隠そう、隠してないけど、今年は……教育実習…があるんですよ。
こんなヤツが教えていいんですかね?
で、住所変更のお知らせをしに事務室と、挨拶がてらに国語科職員室に寄らせていただきました。はい。
国語担当なんですけどね。未だによくお話させていただく先生が国語科にはお二方ほどいらっしゃるんです。
で、その先生と話していて、当然実習の話題になるわけです。
「担当の先生誰がいい?」「何年生教えたい?」「どこやりたい?」
……いいんですか、そんなアバウトで。要はまだ決まってないみたいなんですが。
とりあえず、三年生だけは断っておきました。なんか怖い。

そんな先生も来年の一年生の担任だけはやりたくないようです。
なぜならば、来年から始まる「総合教育の時間」の一環としてやらねばならないパソコンの教育。
先生曰く「生徒の方がパソコンなんてよくわかってるのに」。
パソコン触らない人にとってはそうでしょうとも。
……パソコンの教育なんて高校で必要なのかなぁ?専門学校じゃ有るまいし、たかだか高校で片手間に教えるパソコンの使い方、なんてたかが知れてると思う。
必要を感じた時にパソコン、触ればいいんじゃないかな……と思う私は考えがあまいのでしょうか。

イヤ……パソコンの組み立て方とか、javaとかやるんだったら私も参加してみたいのデスガ(挑発)。ちぅか、教える以上は専門教官をおいてほしいです。ほんと。

それよりも、びっくりしたのは国語の時間の減少。
私が現役高校生だった頃には週6時間の国語の時間があったそうです。現代文、古文、漢文それぞれの先生に教わりました。
ところが、来年には週四時間になってしまうそうです。
減少理由は週休二日制のせい、それから前掲の総合教育の時間のせい、だそうです。
そりゃ、教科書読むだけしかしないような現代文は特に重要と思いません。
しかし、テキストを読むだけが現代文ではありません。小論文、討論、考察いろいろ学ぶべき事があります。古文漢文にしても普段ふれる機会が無いからこそ学校で学ぶべきです。現代文に通じるものもたくさんあります。
私見ですけれども、英語をやる前にまず日本語をしっかりと確立すべきだと思うのです。
母語もろくに出来ないのに他言語に手を付けるなど笑止です。笑止。

…不満が多いのって年とったせいかな……。