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とりあえずFF9を終わらせた/摩亜 [  ┣FF9]

泣きました!
さっさとエンディングを見たかったので、エンディング一直線データ(寄り道ほとんど無し)を別に作って、ガーッと一気にプレイしました。
ラスボス戦後の流れが凄くてですね。
そして予想通りに「月日が流れた」後から、うるうると……。

うるうるの話しはさて置き。
色んな部分で既視感たっぷりでした。
短剣を持ったジタンの宙返り勝ちポーズだったり。
かえる捕りだったり。
宝の地図を探してから、各地で宝探ししたり。
キャラを動かすと、仲間キャラやNPCが目線で追いかけてきたり。(ビビがジタンを見上げて、動きを目で追いかけてきたのには、ついうっかり萌えました!)
作られた魂の器だったり。
目がたくさん有る雑魚敵とか、どんどん大きくなって爆発するボムだったり(今までのFFにも居たと思うけど……)。
……言っておきますが、発売されたのはFF9の方が先ですよ。
それとは別に、スタイナーは銭形警部では無いんだろうか(笑)
パンプキンヘッドのHP半分は、TOもろパクでは?
あと、お友だちが召喚獣にってパターンは、FF5でも見たような気がするなあ。

序盤はちょっとかったるいと思ってたんですけど、やっぱり凄いなFFは。
二転三転して、そういう話に行ったかって感じでした。しっかり伏線も回収してるしね。
テーマは深かったですよ。
FF7が、マザコン対メンヘラーの話しなら、9は超絶ナルシストのテロ防止なんですけど(笑)。
「生きる」事に対して考えさせられるゲームでした。
ビビもなんだけど、黒魔道士の村が変わっていく様が好きです。Disc4でまた明るく話してくれた時には、切なくも嬉しかったですね。
そして、しっかりメインキャラが成長していく過程が良いです。
ダガーが髪切ってからたくましくなってる辺り、好感度アップ! でした。
それまで散々文句言ってごめんね。
パンデモニウムでのジタンの立ち直りの早さに、「おいおい」と一回突っ込みを入れた後に、立ち位置が『ビビのお兄ちゃん』であるジタンは、これ以上悩んじゃいけないんだと納得。
でもって、音楽と演出が素晴らしく良かったです。
あの3戦があの音楽のまま進んでいくとか、エンディングでしっかり「ファイナルファンタジー」である事を思い出させてくれたりと、芸が細かい。
「ファイナルファンタジー」と言えば、クリスタルをああいう形で使ってきたかと感心したりもしました。←これには賛否両論というか、否定意見の方が多いと思いますが。
3Dの質感もさすがですが、城下町から城への移動にゴンドラ風の船だったり、城から港への移動も情緒の有る昇降機だったりと、この辺りは延々桟橋を王族に歩かせるゲームと違って、製作者のセンスの良さが伺えます。
そこまで凝って作った城や街を、惜しげも無く破壊してくれたのも、分かりやすくていいですね。
惜しむらくは、女王の変わる前をちゃんと描いてなかったことかな。
何せあの面構えなので、ガーネットがどんなに庇ってみたところで、良い人だったとは想像しにくい。
あ、あとアレクサンドリア襲撃ムービーのダガーとエーコは、ちょっとソレ系を狙ってるのかなと斜めに見てしまいました。別にいいんだけど。
それと、ガーネットの髪の伸び具合とエーコの成長しないっぷりが一致しないんで、エンディングがどれくらい後なのか判断しにくいんだけど、あれからどれくらい経った設定なんだろう?
それからええと、パンデモニウムのモーグリより左の宝箱が見えてるのにどうやって行っていいのか分からないとか、ヒビの所でデッドペッパー使っても宝箱が手に入らない(モグネット本部やチョコボの楽園は行けたから操作は間違っていないハズ)など、駆け足でやってしまったせいか、最後の方で「んんーー?」となってしまいました。もうちょっと親切設計であって欲しかった。
最終戦あたりは、「盗賊のあかし」と「カエル落とし」だけで勝ったから、アイテムが揃わなくてもいいけどさ。←アルテマウエポンをせっかく取ったのに、直接攻撃には一回も使わずに終わりました。

さあて。
ほぼ不眠不休でFF9を終わらせたんで、更新するぞ……の前に、寝ます。
久々にゲームで感動しましたよ。満足しました。
FFファンには賛否両論が有るゲームかも知れませんが、最後のジタンの決断こそ、私が幻想水滸伝3に求めて得られなかった答えのような気がします。
タグ:FF9 ビビ
posted by 摩亜 at
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