違和感の正体/摩亜

運命の輪は細々と進めて一章終わりました。
基本的なシナリオは変わらないし、SFC⇒PS移植時の「どこでもセーブ」の無駄なヌルゲー化や、何でもかんでも読み込みローディング画面多すぎムカつく……という部分は無かったんですけど。
というか、本当にサクサク進む。敵攻撃の文字表示が早すぎて読めないくらい。
操作した感じは凄く良い。

だけど、ナンだか違和感。
それはいきなり抑揚ありまくりな英語が出てきたりだとか、キャラに属性が無くなったせいで「風のシスティーナ」が「戦士システィーナ」と表記されてナンだか変な感じだとか、デニムが見下したようなドヤ顔していてやっぱり嫌だとか(昔の顔は可愛かったのに！)、戦闘前に「Fight it out」が無いなんて有り得ないだとか、曲名にナンのユーモアも無いばかりかFF8ばりに格好つけて全部英語になっていたりだとか、わざわざ姉さんにツン要素をふんだんに盛り込むあざとさが透けて見えるとか、アイテムの「＋1」表示の手抜き感が酷いだろとか、さっさと忍者を出せとかそういうコトじゃなくて。
……いや、そのあたりも不満だけど、それらはさして大きい問題じゃない。

ナンだろう。
ナンだか分からない違和感。
このリメイクのどこに違和感を覚えて、すんなり入り込めないのかは分からない。
ただ、……そうだな。
スキルシステムのせいなのか、きっちりカッチリし過ぎていて、全体的に窮屈な感じがする。
前のTOは、もっとおおらかと言うか、もっと自由度が高かったような……。
きっと、これが初タクティクスオウガの方には気にならないコトだと思う。……当たり前か。
もう少し進めれば、この違和感の正体は、はっきりと見えてくるのだろうか。
または、わたしがこの新システムに馴染み嵌っていくのか。

んで、ここまで文句を言っておいてナンだけど。
リメイクとしては、良い部類に入ると思う。
今のところ、元祖SFCには敵わないけど、PSのベタ移植より手触りが良い感じ。

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