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こっそりやっていた(笑)/摩亜 [ ┣金色のコルダ]

金色のコルダ2「金色のコルダ2」……ちなみにPS2版です。
一応、普通モードで全員クリア、最終コンサートのレベル下げて全部の画像を出したトコで止まってます。あとは難しいモードエンディングだけなんですが、大変そうだし、飽きてきたからもういいや(笑)。
正直、1に比べて2は面白くなかったです。
セリフも一辺倒で、痒いところに手が届くような気配りが無く、画像もコートとマフラーの差分枚数が多くて、凄い手抜きっぽかった。
あと多分、わたしがアンサンブルよりソリスト向きな性格のため、人の進捗状況管理(主に加地くん)に苛付いてしまった。⇒「アンサンブル曲残ってるのに、『私のお父さん』とか弾いてるんじゃねーよ」とか、「何で主人公よりレベル低いんだよっていうか、あなたのレベルが低いからアンサンブル組めないんだよっ!!!」とか。←加地くんのレベルを上げるには一緒に練習すれば良いんですが、そうすると望んでもいないにに親密度が一緒に上がってしまう。
そのアンサンブルも、弦楽四重奏プラス誰かってのが多く、必然的に弦楽器奏者が恋愛数値も上がりやすい。贔屓か。
それから、月森は最初にアンサンブルメンに入れておかないと、アンサンブル組むまでが面倒くさい。
だから、最初はパッヘルベルのカノンを弾く確率がめちゃ高い。カノン大好きなんだが、一番良いところで曲が切れてしまうのはなぜ?! いや、カノンの良いところはここからだよここから!!!
……とまあ、ここまで書いたけど。
それ以上に、キャラの魅力が失われている感じがしたなあ。



まず二年生トリオ。
コルダ1くらいの糖度が好きなので、ダンスシーンの雄弁な月森にはドン引き。
そのくせ、「音楽は俺の全てを要求してくる」とか言いやがったので、そんな自分勝手な男いらんわ、と思ってしまいました。
「仕事とわたしのどっちを選ぶの?」と聞いてもいないのに、「仕事が一番だから、それ理解しておけ」と勝手に話を進められた感じで実に不愉快でした。
ついでに、恋愛連鎖に進まないと留学話は匂わすだけで終わり⇒そのくせエンディングで思い切り「何処に居ても想ってる」言われても……。留学も打ち明けてくれない人間の、口先だけの想いなんか信じられるか!
二年生二人目⇒土浦の恋愛連鎖は、かなりわたし好みに帰結したので総体的な評価は1よりぐんと上がったんですが、この男もいらない一言でカチーンと来てしまいました。
……きんぴらごぼうです。
土浦の料理好きは知ってますし、食ったその場で言われるなら良いんですが、あとからわざわざああいうメールを送ってくるのは、ナンだか器が小さいっていうかああいう言い方されるのは凄く嫌。
二年生トリオ最後を飾る加地くんは、2で初めて出てきた新キャラ。
……正直めっちゃ苦手なタイプです。
柚木じゃないが、隙あらば親しくしようとグイグイ押してくる辺りがそもそもダメ。
そのうえ、明るそうに見えて、コンプレックスの塊。
誘い受けチックな会話が多く、かと言って、慰めを求めているんだか分からない。思い込みで自己完結しているようで志水くんなどの言葉を全然聞いてないとこなど、凄くイラっと来る。
結局、面倒くさい。

二人の先輩は、恋愛連鎖で見せる親友話はなかなか良かったと思います。
火原は声も格段に良くなり、先生を目指す伏線もあってよく出来ていました。
そういう意味では3年の二人は、イベントはどちらも良かった。
しかし、アンサンブルできる曲が少ないのが難点だったかな。
それと、二人の仲が良過ぎて、主人公置いてきぼりな雰囲気を醸し出していたのも残念。柚木恋愛イベントで火原から「日野ちゃんは先に帰って」と言われちゃう主人公って……。
主人公なのに、火原先輩とセット扱い……しかも格下ですか?

志水くんは、主人公より月森とセットの方が楽しかった。
あの月森を上手く動かす術を伝授していただきたいくらいですね。
あと、広く浅くやってると、恋愛連鎖が見つけにくい。
先生と笙子ちゃんは、もう少しイベント増やして欲しかった。
特に先生は1の焼きまわし感満々なうえ、吉羅理事長の説明で終始してしまったのが手抜きっぽい。

午前午後・お昼休み・文化祭・試験勉強などの会話は結構楽しめました。
中でも、お昼の二人組×2ないし3話完結は、面白かった。先生回りが一番楽しかったかも。
「名探偵 柚木よ……」とか笑えた。
あと、親密度5を超えた普通科生徒からのプレゼントも、地味に嬉しかった。

さすがにコルダなので、面白いところはもちろんあるんだけど、うーーーん、1と比べるとやっぱりうーーーーんだな。
ああそうだ。これとネオアンジェが同じ時期くらいの作品らしいんだけど。
コーエーの作品は、背景の色彩が綺麗だなあと感心しきり。
主人公を動かしているゲーム画面も綺麗だけど、立ち絵の背景が綺麗。1の時は生徒や町を行く人のデッサン狂いが目立っていたけど、それも無くなったしね。
スチルの美しさはアンジェや遥かより明らかに出来が良い。安心安全のコルダクオリティ。

褒めるところもいっぱいあるんだけど、でも何か。
何かが足りなくて、1みたいにのめりこめませんでした。
あ、それからそれから。
エンディングの各声優さんの曲は、どれもイマイチでした。
あんだけキャラ居るので、一人くらい「満月は夜空の真珠」レベルの、心にグッとくる楽曲を用意してほしかったぜ。
絶対音感持ちの子倅中の人歌唱曲ですら、「はあ?」レベルでした。
まあまあ良いかもと思ったのが、月森だけとはいかにも残念残念。
そうだ。
2ってこういう、「あとちょっとなんだけど」っていう残念部分が多いんだな。
posted by 摩亜 at
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