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あけました!/ゆら [◆台湾]

あけましておめでとうございます。

年末を台湾で過ごしましたゆらでございます。
念願の台北101の跨年(年越し)花火と演唱会を見てきました!!

ちょっと遅めの21時ごろ友人と待ち合わせ、最寄り駅の市政府站へGO。
MRT内は混んではいましたが、終電間近の小田急線ほどでもなく、無事に目的地に。
二人とも初めてだったため、どっちだ…と迷い迷いつつ、演唱会のステージを目指します。
途中大きな中継テレビも有りましたが、いいえ、私は生で見たいのです。
年末の101
101のイルミネーションもカラフルです(普段を知らないので…もしかしたら普段と同じイルミネーションかもしれません)。30分おきに全体が金色のイルミネーションで輝いていました。

ということで、今回長め&写真多めです。
街道の一部はホコテンになっており、駅の出入り口以外は歩く人も想像以上にまばらで、こりゃ楽勝!と思っていましたが、段々核心に近づいて行くにつれ…あ、やっぱりそうですよね、人が山盛りです。
進めない事は無いですが、前に行くのが進路を選ばないとかなり困難になってきました。
しかしついに!
跨年晚會
コンサート会場が見えました(後ろの建物が市政府、右のビルが101)。
台湾や中国では各地で跨年晚會という年越しコンサートが開催されています。
大抵ネットで中継されているので、機会が有れば見てみるのも面白いと思います。
しかし…人が一杯で舞台が見えない…。
私は背も低いので、だいたい前の人の頭ばっかり見る羽目になりました。
仕方なくカメラを差しだし、カメラのファインダー越しに見ます。

郭富城
しかし彼は意地で生で見ました!!人々の頭の隙間から!
郭富城(アーロン・クォック)です。香港の四大天王の一人(他に劉德華:アンディ・ラウ、黎明:レオン・ライ、張學良:ジャッキー・チャン)で、かつて好きだった人の一人です。今も好きですが、積極的に追いかけてないので新曲がわからない…。
他にも多くの歌手が出演して(見えないけど)、かなりの盛り上がりでした。
登場時のリアクションが最も大きかったのは郭富城でしたー。
その後お偉いさんの挨拶があり、初めて馬總統を見ました…生で。
自分とこの首相ですら生で見たことが無いのに。
馬さん

そしていよいよカウントダウン。
みんな101に注目です。
跨年煙火跨年煙火
跨年煙火
どーん。
3分程度ですが、ビルから花火がこれでもかと上がります。

終了後は新年快樂やHappy New Yearのメッセージが流れ、周囲は解散ムード。
しかしコンサートはその後も2時頃まで続きました。
明けました張惠妹
年明け以後は台湾の女性歌手張惠妹(阿妹)のソロコンサート状態でした。

その後、混んでいるMRTを避け、一旦二つ向こうの駅の24時間営業の誠品書店へ徒歩移動(駅と駅が非常に近いのです)、まだクリスマスのままの店頭を横目に。
まだツリー
ちなみに、二月の春節の頃までクリスマス関連のPOPはかなり残っているとのこと。正月までの場つなぎ的な扱い…?
店内を眺めつつ時間をつぶし、今度は西門站に向かいます。

さて今度は総統府です。夜(すでに明け方ですが)の総統府もすごくきれいでした。
総統府
1月1日には朝4時頃から7時頃まで升旗典禮という式典が行われています。国旗掲揚式といったところでしょうか。
いろんな式典が行われ、国旗掲揚の場面も見る事ができました。
ここにもかなりの見物人がおり、みんな手に手に国旗持って国歌斉唱です。…知らないので歌えませんでしたが。
国旗~二度目の馬さん
そしてここでもまた馬総統。
朝早くからお疲れ様です。一日に二度見る事になるとは…。ここでは前総統の批判をしてました。年明け早々。

式典も終了し、すっかり明るくなった総統府をあとにし、臺北車站で友人を送り、そして再び今度は一人で総統府に戻ります。
1月1日は総統府の假日參觀日なのです。通常平日午前中に見学が出来ますが、その時は裏口から入り、一部だけしか公開されず、しかもカメラ撮影もほとんど不可能です。
でも、假日參觀の日は総統府の表から入ることができ、ロビー含むいくつかの部屋を見学でき、かつ、写真撮影もおっけーというすごくすごくスペシャルな日なのです。
ロビー
すごく見たかったロビー。
ここにも馬さん(パネル)が立ってましたが、これ入れると今回三度目の対面に。
そして大禮堂。式典する場所みたいです。
大禮堂
ちなみに手前の和傘は午後からのイベント用のお茶席のようでした。裏千家云々という幟が…。不思議な感じ。
一回りして外へ出てしばらく考えて、もう一度入り口に行き「もう一回見てもいいですか」って2周目したのは秘密です。

この後行政院という台湾の最高行政機関(内閣みたいなもの)の建物を見学しに行ったり(こちらも日本時代の建物:旧台北市役所ですが、総統府とかに比べるとかなり地味なので、見学者がほとんど居なかった…)、
行政院
行政院外観。重要機関の割には地味な外観です。この建物は総統府よりあとに建設され当時ドイツで提唱された機能主義の影響を受けているのだそうです。見学時には総統府と同様荷物検査と身分証必須(外国人はパスポート)。
会議室
普段は写真を撮れない大会議室。そしてどこでも見られる孫文(現地では孫中山)さん。
外見の地味さとは相反して内装は決して華美ではないですが、丈夫で機能的な作りです。
こちらも中国語があまりわからない、と言ったら日本語の出来る方が丁寧に案内してくれました(おそらく日本語世代の方)。

とても充実した一日でした。本当はもっと見て回りたかった(1月1日は故宮博物院など無料で参観出来たり特別参観出来るところが多い)のですが、体力が…が…(涙)。
それでも結局30時間以上起きっぱなしで、そのツケは翌日と翌々日にしっかりと払わされました(がっくり)。

総統府は歴史や建物に興味がある方にはおすすめ観光スポットです。無料で見学でき、かつ日本語でのガイドが付きます。その際は是非月一回の假日參觀を狙ってみてください(総統府のサイトで見学可能な日程が公開されています)。