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加工レコード/摩亜 [ ┣ROCK]

ピクチャーでもなく、もちろんカラーでも無い。
不思議なホログラム加工がされているレコードが、Styxの「Paradise Theatre」
とても写真に撮りにくかったです。

様式美……という言葉がよく当て嵌まる感じではありますが。
何というか、ちょいと中途半端な印象が拭えません。
このホログラム加工でクイーンの星座ロゴを書いてくれたら、「凄い良い!」とか大絶賛するんだけどなあ。
もしくは、(YES、ASIAなどのアルバムジャケット・アーティスト)ロジャー・ディーンのイラストか、HysteriaやPyromaniaのジャケットでも結構いけると思う。

この様式美の感性が、次作で「♪ドモアリガト、ミスターロボット、ドモ、ドモ」となり、仏像もどきの変なロボットを登場させたミュージカル仕立てを敢行した結果、トミー・ショウが脱退しちゃうんですよね。
そりゃ、監獄でケンタッキー配っていれば、嫌になっちゃうよね。←違う。
まあ、前衛的過ぎて付いていけないだけかも知れませんが。
このレコードの加工もですが。
時代を先取りし過ぎたと言うか。時代が全然付いて来てくれなかったと言うか。

加工レコードとは直接関係ないけど、先に書いた「Mr. Roboto」の話。
来日して日本人や日本の文化に触れ、日本にインスパイアされて作風にまで影響が出るアーティストは数多くいましたが、「ミスター・ロボット」ェ……。
ブライアンの「手をとりあって」とかフレディの「La Japonaise」とか、蠍団の「荒城の月」だとかBonJoviの「Tokyo Road」とかは、普通に嬉しいと思えるんだけどね。
とりあえず、三味線まで弾いてくれたトミー・ショウが、日本を嫌いになっていなければ良いなと望む限りである。

posted by 摩亜 at
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