はまってはいけない 01/ゆら

はまってはいけない。
と、今心に決めてるものがあります。
台湾の布袋戲と呼ばれるものです。台湾の伝統芸能ですが、現在もなお変化し続けて、パッと見サブカル化してます。

布袋戲のうち霹靂と呼ばれるシリーズの人形の展覧会が現在行われているので、それを見に行ってきました。
場所は先日大沢たかおさんを見に行ったのと同じ華山1914文化創意產業園區です。
はまってはいけない…。

「霹靂奇幻武俠世界-布袋戲藝術大展」

そもそも私はこの布袋戲をまともに見たことがありません。
見ようと思ったことはあるんですが、すべて台湾語（中国語の字幕はあります）の上、続き物（素還真というキャラクターがずっと主人公）なのでどこから見ていいのかわからないからです…。
参考までに霹靂のご紹介を。シリーズ中のOPです。

霹靂俠影之轟定干戈片頭曲【英雄的代價】

ついでに金光布袋戲より

天地風雲錄之決戰時刻完整OP

布袋戲は一人の人がすべてのキャラクターの声をあてます（声をあてる人を口白師といいます）。
まんが日本昔話みたいなもの（たとえが古い…？）だと考えればいいんじゃないかと。
個人的には金光のOPの方が好きです。
どちらも武侠テーマのファンタジー…という認識ですがあってるかな…。
霹靂も金光にも日本人モチーフのキャラクタがいたりしてなかなか興味深いです。
ともかく衣装装飾がとても美しくて、話を知らなくてもどんどん引き込まれていくんです。
話を知らないのにこれだけはまるっていうのは私にしてはとても珍しいんです。
でも、はまっちゃだめなんです…。

なぜなら


関連グッズが山のように出てるからです。
DVD、CD、書籍、二次創作、文具系グッズ、武器レプリカ、Tシャツ、その他山のように！
しかもこの人形、木偶というんですが、これ買えるんです。
簡単なものなら数百元、本式のものなら三万元くらいからだそうで、だいたい10万円くらいから買えちゃうんですよ。ぽんぽん買えるものじゃないけど頑張れば届くってところが憎らしいです…。
ボークスはいいなって思っても買おうとは思わなかったのに、なんか木偶見るとちょっと…なんか物欲がふつふつとしてくる感じが…危ないです。

今回全然展覧会の中身紹介できてないので、次回改めて。
ちなみに、数年前に日本に上陸か！？って動画がアップされたのですが、その後音沙汰なし、公式ページもどうやら消えたので、あきらめた方がよさそうですとほほ…。
残された動画↓