中国いってきました #08/ゆら

このたびの水害の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

ながらく中断していた中国旅行記を再開したいと思います。
三日目。
やっぱり予定は決めていませんでしたがほかに候補も思いつかなかったので泉州に行こうかな、と。
泉州に開元寺というお寺があり、そこの船の博物館に古い船があるから面白いよ、とおすすめしてくれた人がいたからです。
ちなみに厦門（アモイ）と泉州の位置関係。

見ての通り高速（橙色のライン）通っているので、前日の土楼よりは近いと思われます。
移動は今日もバスです。

と、ちょっと昨日はっちゃけて本を結構買ってしまったせいで手元のお金が心もとなくなったので、先に銀行へ両替、その後バスターミナルへ。
梧村汽車站。昼間に写真撮り損ねてたので夜のバスターミナルです。

ここは厦門の鉄道駅に近く、繁華街です。ビルの立ち並ぶ中、この梧村汽車站はあります。
パッと見普通のオフィスビルに見えるんです。入り口はエスカレーターで上って二階にあります。
ちなみに、中国語で「汽車」は車の事です。「火車」が鉄道、汽車になります。慣れないとややこしい。
バスは公共汽車、公車なんていいますが。
二階で切符を買います。

同じフロアに改札口があるので、通過し、階下に降りバスに乗ります。
行き先がちゃんと掲示してあるので迷うことはないと思います。

バスも普通の旅客バスです。一列四人の。平日だったので込み合うことも無く、私の隣には誰も座ることはありませんでした。

ちなみに切符。なんか電気とか水道の検針票みたい…。

運賃のほかに保険料も支払います。加入必須のようです。合計37元（約630円）。台湾と比べると、現地の物価の割には割高かなあ、って印象です。

一時間半後、無事泉州汽車站に到着。

泉州汽車站切符売り場。この明るいロビーが帰る時には驚くべき変貌を遂げているなどと、この時の私には知る由もありませんでした。それはのちほど。


そしてトイレ。
免費って書いてあります。無料トイレ、とわざわざ断ってあるってことは、有料トイレも珍しくないんだろうなあ。
結局今回は有料トイレには出会いませんでしたが。

念のためにトイレ入っておこう、と中に入ると、おばあちゃんがトイレットペーパーを対面販売してくれています。
中国行く時、トイレットペーパーだけは切らしたことが無いので、そこはスルーして、中に入っても臭いは無く、明るく清潔感の溢れるトイレです。
一番奥が空いてるなー、と。と。あれ？なんか変。
あれ？扉が…あれ？この個室壊れてるのかな？あれ？
恐る恐る他の個室も見て（その時初めて他の個室を見た）、そして悟りました。

このトイレはなから扉が無い！！！！！

隣との間仕切りはあるのでニーハオトイレではないと思います。
日本の場合、概ね和式トイレは壁に向かうか、横に向いて設置してありますが、ここのは出口に向かってます。もしトイレがいっぱいで並ぶようなことがあれば、待ってる人と目を合わせてしまうこともあるかもしれない…。
新鮮な面持ちでもって使わせていただきました。
周り普通に使ってる人ばっかりだから気負いはあんまりなかったですね。友達と行ってたら戸惑ってたでしょうけども。
でもすごく清潔感溢れるところだったんです！！写真を撮れなくて残念です。

と、一人トイレで盛り上がりましたが、観光いかなきゃ！
とりあえず目指すは開元寺！

ということで続きます。