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新刀剣男士/摩亜 [ ┣刀剣乱舞]

審神者「まんばちゃん、新刀剣男士のパーツ出てた」
近侍「狐じゃないのか?」
審神者「ううううううん、これは、……違う絵師が描いた父上みたいな感じ?」
近侍「……ん?」
審神者「ほら」
近侍「あー、ああ、……ああうん、ああ……」
審神者「衣装が水干っぽいから、三日月さんの頃の刀?」
近侍「ああ、まあ……古い時代の刀なんだろうな」
審神者「これだけのフリを使って来るんだから、今度こそ最後の天下五剣か天の叢雲とか」
近侍「7年目にして、ついに刀帳番号1が来るかもしれないと……」
審神者「または、昨年からの天下五剣激推しのラストを飾るに相応しい新刀剣男士」
近侍「三日月の極と同等の刀、と考えれば或いは……」
審神者「大包平待望の……」
近侍「(口をきゅっと結んで)……まあ、どんな名剣名刀だろうと、この本丸に来たら等しく仲間だからな」
審神者「うん、まんばちゃん、よろしくね」
近侍「俺に出来る限りの努力はしよう」
審神者「それで十分だよ。困った事があったら、何でも主に言ってね」



近侍「何でもって、……三日月のことでも、相談して……良いのか?」
審神者「良いよ、宗近さん? 新月(二振り目)?」
近侍「宗近の方だ。対大侵寇のイベント後から……」
審神者「イベント後から?」
近侍「あれは自分じゃない、いや自分だけど自分の意志で言っているのではなく、何かの力に言わされているだけだと縋りながら言い訳してきて……」
審神者「ほーお」
近侍「まあ正直、俺とて関与していない訳では無いので、そういうイベントだと理解はしている。……ただ、俺としてはどうでも良いんだが……(溜息)」
審神者「……(つれないなあ)」
近侍「だが、元々宗近は刀ステの三日月に憧れていたろ? だから『あんたが憧れていた立ち位置だから、もっと喜べば良いんじゃないか』と言ってみたら、それはもう鬱陶しさが倍増で……」
審神者「うわー、想像できるー(棒読み)」
近侍「俺なんかに、そんなに一生懸命説明しなくて良いのに」
審神者「まんばちゃーん、俺”なんか”は禁句ですよー」
近侍「それはまあそうなんだが……」
審神者「お爺ちゃん、まんばちゃんに誤解されたくないんでしょ」
近侍「誤解も何も……」
審神者「円環とかさ。政府と繋がっているとか、みんなの知らない秘密を知っている謎の刀剣、みたいに思われたくないんじゃないの」
近侍「当たらずとも遠からずだと思っているけどな」
審神者「まあ、そういうイベントなんでしょ」
近侍「ああ、そういうイベントだから、ああいうセリフをはいているんだろう」
審神者「それをお爺ちゃんに言ってあげれば良いんじゃない?」
近侍「言っても信じないんだ。『面倒だから適当にあしらっているんじゃないか』と何度も言われて、天下五剣相手に失礼だが、さすがに憤慨した」
審神者「そりゃあそうだろうけど、まんばちゃん、お爺ちゃんに何て言ったの?」
近侍「あれはイベントだって分かってるぞ、と……」
審神者「惜しいな。そこに一言『俺は宗近を信じている』と付け加えれば良かったと思うよ」
近侍「そんなこと一々言わなくても分かるだろ?」
審神者「不安な時は、たくさんのポジティブな言葉が欲しいもんだよ」
近侍「そんなものなのか?」
審神者「そんなもんだって」
近侍「……分かった、肝に銘じておく」

posted by 摩亜 at
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