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派生作品の話/摩亜 [ ┣刀剣乱舞]

審神者「まんばちゃん、舞台でまんばちゃん単騎公演だって」
近侍「そうか……」
審神者「何でも「円環に囚われたままの三日月宗近」に「激重感情を抱いている初期刀山姥切国広」の話なんだって……」
近侍「興味ないな」
審神者「……(クラウドか……)」
近侍「それは舞台本丸の話で俺じゃない」
審神者「うんまあ、そうね」
近侍「俺は俺だ!」
審神者「う、……うん」
近侍「大侵寇で凝りているから何度でも言うが、舞台本丸のアレは全山姥切国広の中の異端だ」
審神者「は、はい」
近侍「俺にはこの本丸に顕現してからの歴史がある」
審神者「そ、そうね」
近侍「この本丸の山姥切国広は俺と布の二振りだ。舞台本丸のあいつじゃない」
審神者「あの……まんばちゃん」
近侍「何だ?」
審神者「先日から、この話題の時にぐいぐい来るけど、なんかあったのかな?」
近侍「そうか? ……そうだな。ふ……」
審神者「え? まんばちゃん今笑った? ナニ? 何々??」
近侍「いや、ただ……遠慮しないことにしたんだ」
審神者「??」
近侍「あんたが納得するまで、俺は俺で舞台本丸のあいつとは違うと言い続けないとな」
審神者「なんだか、まんばちゃんに本んばくんが乗り移っているみたい。……主張の強さが」
近侍「まあ、……俺はあいつの写しだしな」(微笑)
審神者「ふうん?」
近侍「……本歌には背中を押された
審神者「そっか」
近侍「本歌にも心配させた分、俺は俺であることを強く主張していこうと思う」
審神者「うんいいね、OK」
近侍「ん?」
審神者「まんばちゃんから憑き物(公式から押し付けられたステんば)が完全に落ちて、自分の本丸のまんばちゃんだなあって実感しただけ」
近侍「俺は俺だ」
審神者「うん、これから毎日「俺は俺だ」と「写しは偽物じゃない」を日課として必ず言うようにする?」
近侍「あのな……「俺は俺だ」はまだしも、「写しは偽物じゃない」は本歌からの「偽物くん」呼びかけが無いと返せないぞ」
審神者「あ、そっか(笑)」
近侍「毎日、本歌から日課のように言われるのは嫌だな」(微苦笑)
審神者「本んばくんは嬉々として言ってくれそうだけどね」
近侍「だから嫌なんだろ(笑)」

本んば「……楽しそうだね?」

審神者「あ、本んばくん」
近侍「げっ!」
本んば「げっとは良い度胸だね偽物くん。あとで説教してやるから本丸裏な」
審神者「うわあ、噂の南北朝ヤンキー出た!」
近侍「写しは偽物じゃない。なんか用か?」
本んば「お前じゃない。主に承認を貰いに来たんだ!」
近侍「近侍を通してもらおうか」(キリ)
本んば「……主?」
審神者「うん、良かったら茶番に付き合ってあげて」
本んば「は? お前! 写しのくせに本歌をからかったのか?!」
近侍「写しだが、この本丸の近侍は俺だ」(キリ)
本んば「いつまでも茶番に付き合ってやると思うなよ」
審神者「うちの伯仲は仲が良いねえ」
伯仲「「どこが?!!!」」
審神者「そういうトコロ?」

posted by 摩亜 at
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