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やっぱり発熱しました/摩亜 [◆日記・雑感]

三回目のブースターワクチンを昨夕接種して、今日は朝から高熱が出て動けなくなっています。
枕元にロキソニンと胃腸薬、それに水差しを置いて寝た、昨夜のわたしを褒めてあげたい。
こんなの毎年打たなきゃならないって言われたら、生活に拘わるから勘弁して欲しいな。
年休を使ったり、週末の休みを潰されたり、もう最悪。



審神者の隣の部屋で、床に臥せり中。
初期刀「……熱い。……主の熱も上がって……いる、んだろうか?」
初期刀「……(ブルッ)。ああ、……厠……、……」
初期刀「起き上がれ、る、……だろう……か」
(たまたま部屋の前を通りかかった本歌に目撃される)
本んば「ちょ……偽物くん! ナニをしているんだ?! 堀川は?!」
初期刀「ほん……、かさま? ……おしっ……こ……」
本んば「,……っ! (熱で幼児返りか?!)」
初期刀「……かゎ……ゃ……」
本んば「ああ、ほら、連れて行ってあげるから力を抜いて」
初期刀「……ん、だっこ……」
本んば「やれやれ、俺が居なかったらどうするつもりだったんだ……」(ひょいと姫抱き)
初期刀「あつ……」
本んば「うんうん熱いな、厠から戻ったら冷たい手拭いを持ってきてやるから」
初期刀「おしっ……」
本んば「もうすぐだ、我慢しろ」

(厠終了後)
本んば「ほら、部屋に戻るぞ」
初期刀「あれ? ……本歌??」
本んば「(元に戻ってしまったか、残念)……部屋に戻るぞ。お前まだ熱が下がっていないんだからな」
初期刀「あ、ああ。……迷惑かけて、すまな……」(ぐらりと傾ぐ)
本んば「ああほら! 無理して自分で立とうとするな!!」
初期刀「…………すまない……」
本んば「部屋まで運んでやるから、力を抜け」
初期刀「……へ?」
本んば「そら」(軽々と姫様抱っこ)
初期刀「ほっ! ……本歌!!! ちょ……っ!!!」
本んば「暴れるな、運べなくなる」
初期刀「あ、……ああ……ああ~///」(手で顔を覆う)
にゃん泉「……あ」
本んば「……(……何も言うなよと睨み付け)」
にゅん泉「……(コクコク)」←空気が読める猫切。
本んば「部屋に戻ったら、薬研を呼ぶから」
初期刀「ん……や、……薬研は主、に……」
本んば「ああ、主の後にお前も診てもらおう」
初期刀「……ん……」(ぐったり)

(部屋に戻って……)
本んば「薬と冷たい手拭いを貰ってくるから、大人しく寝ていろ」
初期刀「おふとん、かたくて、……おもい……」
本んば「(……相当熱が上がっているんだな)じゃあ、羽毛の夏掛けも持ってくるから……」(くいっ)
初期刀「……いっちゃ、ゃ……だ」
本んば「(あああああ……)こら、熱いんだろ?」

薬研「よぉ邪魔するぜ。お、看病は本歌さんか」
本んば「ああ薬研、すまないが相当熱が上がっているみたいだ。直ぐ診てくれるか?」
薬研「応よ。大将も薬が切れて、39度から熱が出ていたからな。うん、旦那もキツそうだな」
本んば「ほら偽物くん。薬研が来たぞ。薄い布団や冷たい手拭いを持ってくるから、この手を放してくれないかな?」
薬研「はは、旦那の服の裾をしっかり握りしめているな」
本んば「こら、放しなさい」
薬研「ああまあ、心細いんだろ? 薬を飲ませたら、手拭いとかは俺が持ってくるから、旦那はついててやってくれ」
本んば「ふう、すまないね。……主は?」
薬研「ああ、主は初期刀組が順番で看ているから大丈夫だ。補佐に前田と平野も控えているしな」
本んば「そうか。…………こういう時も、主の傍には初期刀組なんだな」
薬研「俺はこの本丸しか知らねぇが、やっぱり初期刀組ってのは審神者にとって特別みたいだよな。寄せる信頼も半端無いし。……その特別中の特別が初期刀なんだろうけどよ。ほら旦那、薬だ。飲んでくれ」
本んば「他の刀と初期刀組とは、何が違うんだろうか」
薬研「……この本丸に於いては、主が道を違えたら刺し違えても主を止めるという気概を持ったヤツ等だな」
本んば「ある意味、主と一蓮托生か」
薬研「長谷部がどんなに羨ましそうな顔をしても、初期刀組に入れなかった理由が分かるってもんだ」
本んば「まあ確かに。主を諫める長谷部くんは想像が出来ないな」

薬研「お、旦那ちゃんと薬を飲んだな? あとはともかくゆっくり寝ていてくれ」
初期刀「…………ん……」
薬研「じゃ、冷たい手拭いと氷水を入れた桶を持ってくるが、他に必要なもんはあるか?」
本んば「布団が固くて重いと言っていた」
薬研「ああ、そりゃ熱のせいだ。薬が効いて熱が下がれば、布団が固いことも重いことも無くなる」
本んば「まあ、実際には重くも固くもないだろうが……」
薬研「あと20分くらいで呼吸が楽になると思うから、それまで宥めすかして寝かしといてくれ」
本んば「ああ、分かった」

堀川「兄弟、おじやを作ってきたけど、食べられそう? ……あ」
本んば「やあ堀川。今ちょうど薬を飲んだところなので、もう少し寝て起きたら食べられるんじゃないかな」
堀川「本歌さん、看ていて下さったんですね、ありがとうございます。あとは僕が代わりますので」
本んば「ああ、じゃあ、俺はこれで」
堀川「本当にありがとうございました。兄弟、熱が下がった時に、本歌さんにご迷惑をお掛けしたのをちゃんと覚えているかな」
本んば「……お互いの為に、覚えていない方が良いだろうな」
堀川「……え?」
本んば「それに、迷惑を掛けられたとは思っていない」
堀川「そうですか、ありがとうございます……(こういうところは、本当に兄弟の本歌だと感心するんだけど……)」
本んば「なにか、失礼なことを考えていないかな?」
堀川「まさか。そんなことはありません(にっこり)」
本んば「そうか、ではお大事に(にっこり)」

posted by 摩亜 at
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