公式が最大手/摩亜

公式はいつも私たちの予想を良い意味で裏切り、遥か斜め上を突っ走ってくれる。
うんそう。いつだってそう。
もう慣れているよ、……うん。

ユリオの可愛い可愛いデレ連発も、ヤコフの「放蕩息子にいきなり押し付けられた人見知りの孫」に対するような不器用な優しさも、看板無しの「Free Hugs」大盤振舞いも、空港でのプロポーズも、やっと安心できたマッカチンも。ロストバゲージも。
っていうか、プロポーズって……(笑)。
20分頑張ったユリオの努力をあざ笑うかのように、最後の2分で全部持って行ったヴィクトルえげつない。

ただただ残念なことは、このアニメがテレビ朝日で、本来のスケートシーズンなら世界選手権が頂点なのに対して、たかだかGPF(四大陸より下)を世界最高峰の凄い試合かのごとくゴールにしてしまったこと。
テレビ朝日以外だったらっていうか、フジテレビなら「GPS」「全日本」⇒(もしかすると「四大陸」)⇒「世界選手権」と時期的には3月末まで、ちょうど2クールでエンディングだっただろうに。
……ああ、惜しい。

あ、それでね。
ブルーレイ全巻買うつもりなので、出来れば各スケーターのエキシビションをおまけに付けて欲しいなあ。
それと、解説無しの全演技。パーフェクト版。
JJは煩いから無くても良いや(笑)。
……いや待てよ。心の声の無いJJこそ見てみたいものかも知れない。

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