身の潔白を証明し、オリンピックに出て欲しい……けど/摩亜

右足のケガでグランプリファイナルを棄権したメドベージェワを、こんな形で見ることになるとは……。
18歳の女の子を囲んで、あんな無遠慮にマイクを突き付けているのを見ると、「やめろ！」とベリベリ引き剥がしたくなる。……まだ18歳の女の子に、過去も含めた国を背負えって迫っているみたいに見えて、護ってあげたかった。
これがプル様なら、気にしないんだけどさあ。大人だからね。
ロシアの国ぐるみのドーピングは大変残念なことで、決して許されることではないけれど、関与していない選手は、次の中国も見据えて身の潔白を証明して欲しい。
そして、ロシアじゃなくても、オリンピックに出て欲しい……と望みつつも。

開催が韓国で、問題になっているのがロシアという時点で、ロシアがボイコットしても良いんじゃないかという気にもなっている。
前回ソチの時、キム・ヨナを下して金メダルとなったソトニコワへの韓国人の口汚い罵りを忘れない。決して。
今度は、韓国側がホームだしね。

さて。
フィギュアの選手が仮にドーピングしたとして、その恩恵で四回転を跳べるのか、表現力や音楽を理解する芸術力が上がるのか？
スタミナが上がれば、得点が1.1倍になる後半にジャンプを揃える事は出来るだろうが……。
体力があるから、練習もし放題かと言えば、恐らくオーバーワークで膝や足に負担がかかりケガの元になるのではないだろうか。
ああでも。
ヴィクトルの年齢で世界選手権5連覇の偉業を達成すれば、ドーピングを疑われても仕方ないかな。
いや、32歳でソチ団体金メダルを取った皇帝居ますけど。28歳で疑惑の銀メダルもかっさらっていきましたけど。
その皇帝も、多分疑惑の一人なんだろうなあ。

んんー。
まあ、どういう結果に転んでも、後味悪い話ね。

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