Dream, after Dream/摩亜 [ ┣刀剣乱舞]
【朝9時半頃】
極んば「……う、ぅん……む」
極んば「……っ！！！」
極んば「しまった！ 寝坊した！！！」
極んば「こんな失態は初めてだ……！ ……どうしたら……」
極んば「……っ、……」
極んば「いや！ 考えても仕方ない！！！」
極んば「ともかく急いで主の元へ行って、謝るしかあるまい！！！」
布んば「あんた、何で廊下を走ってるんだ？」
極んば「すまない急いでいる！ 寝坊したっ！！」
布んば「……？ 今日はみんな非番だろ？」
極んば「……？ 非番？」
布んば「夕べの花見の最後に、明日は全員非番だからゆっくりしろと……」
極んば「……」←寝落ちしたので知らなかった。
布んば「……あんた、聞いてなかったのか？」
極んば「ああ、……その、今知った……」
布んば「出陣も遠征も内番も無し。今日任務に就いているのは、修行中のあいつだけだ」
極んば「……じゃあ、今日の厨当番は？」
布んば「厨も厩も畑も、今日は主が全部自分でやると言って……」
極んば「ちょっと待て、主一人で出来るワケないだろ？ どれだけ刀が居ると思ってるんだ？」
布んば「最後まで話を聞け。主一人では無理だからと、長谷部や薙刀たち、亀甲や村正や何故か小狐丸が、助けになるかどうかイマイチ不明な手伝いを申し出ている」
極んば「……頭が痛くなりそうなメンバーだな」
布んば「俺はこれから畑へ行くが、あんたはまだ休んでいた方が良いんじゃないか？」
極んば「……あー、いや。さっきのメンバーを聞いたら、厨の手伝いに行った方が良いような気がする」
布んば「あんたも大概貧乏性だな」
極んば「あんたもな」
布んば「俺は……いや、ここのとこ暇だったから、別に……」
極んば「ああ、そうだな。あんたには下手に時間を与えるより、仕事を与えておいた方が良い」
布んば「……」
極んば「面倒な刀だからな、山姥切国広は……」
布んば「あんたもだろっ！！！」
【厨にて】
極んば「さて、厨に来たは良いが何をするかな」
極んば「やはり皆は審神者から振舞われる食事が嬉しいだろうから、せいぜい米とぎとか肉や野菜の下拵えくらいかな」
極んば「(米とぎ中)……そういえば、朝飯は何にしたんだろう……？」
極んば「……」
極んば「……(……きゅるるる)」
極んば「……腹が減ったな」
加州「まんば？ 何してんの？」
極んば「……っ！ びっくりした！ 清光か」
加州「何、お腹空いたの？」
極んば「昼飯の下拵えをしているんだが……(ぐ～～～)」
加州「腹、鳴ってるけど？」
極んば「……寝坊して、朝飯食いっぱぐれた」
加州「珍しいねお前、何か作ってやろうか？」
極んば「……え？ 良いのか？」
加州「うん、ま、たまにはね」
極んば「ありがとう清光」
加州「どういたしまして。ま、余りもの飯だけどね」
極んば「炒飯旨い！！」
加州「本っ当、旨そうに食うよねお前。作り甲斐あるわ～」
極んば「すっごい旨い！！」
加州「なーあ、ご飯粒付けてるぞ、おーい」
極んば「あ、ああ、すまん」
加州「……ふ、ふふ」
極んば「何だ？」
加州「主から聞いたけど、俺はお前も可愛いと思うよ」
極んば「……可愛いってのは……」
加州「うん、そ！ 俺が一番可愛いんだけどね！」
極んば「うん、あんたはとんでもなく可愛い」
加州「えー、それ真顔で言う？ 俺どんな表情したら良いの？？」
極んば「え？ 当然って顔してれば良いんじゃないか？」
加州「はいはい、かわいいの宝石なんで、今後もかわいさに磨きをかけちゃうからね！」
極んば「……」
加州「まんば？」
極んば「あんたそれ以上可愛くなったら、目のやり場に困る」
加州「……は？ は？ はああ？」
極んば「……？」
加州「もー、おまえって何なの？ 俺をどうしたいの？ もーこの刀誑し！！！」
極んば「清光？ 何か怒ってるのか？」
加州「嬉しくて平静でいられないだけだよっ！！！」
二人の一連のやり取りを、一文字爺と三日月爺の二人でこそっと覗いて、もだもだしている平安爺を面白がって突っ込む鎌倉爺であれば良い。
尚、今日の朝ご飯は、寸胴で作った豚汁と白ご飯、生卵、納豆、洗ってちぎった大量のレタスに洗っただけの大量のプチトマト、フライドオニオン、フライドガーリック、クルトンをざざっと添えて。光忠作り置きドレッシング3種がどどんと鎮座。
見て直ぐ分かるくらいに、全ての労力を豚汁に注いだものでありました。
極んば「……う、ぅん……む」
極んば「……っ！！！」
極んば「しまった！ 寝坊した！！！」
極んば「こんな失態は初めてだ……！ ……どうしたら……」
極んば「……っ、……」
極んば「いや！ 考えても仕方ない！！！」
極んば「ともかく急いで主の元へ行って、謝るしかあるまい！！！」
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布んば「あんた、何で廊下を走ってるんだ？」
極んば「すまない急いでいる！ 寝坊したっ！！」
布んば「……？ 今日はみんな非番だろ？」
極んば「……？ 非番？」
布んば「夕べの花見の最後に、明日は全員非番だからゆっくりしろと……」
極んば「……」←寝落ちしたので知らなかった。
布んば「……あんた、聞いてなかったのか？」
極んば「ああ、……その、今知った……」
布んば「出陣も遠征も内番も無し。今日任務に就いているのは、修行中のあいつだけだ」
極んば「……じゃあ、今日の厨当番は？」
布んば「厨も厩も畑も、今日は主が全部自分でやると言って……」
極んば「ちょっと待て、主一人で出来るワケないだろ？ どれだけ刀が居ると思ってるんだ？」
布んば「最後まで話を聞け。主一人では無理だからと、長谷部や薙刀たち、亀甲や村正や何故か小狐丸が、助けになるかどうかイマイチ不明な手伝いを申し出ている」
極んば「……頭が痛くなりそうなメンバーだな」
布んば「俺はこれから畑へ行くが、あんたはまだ休んでいた方が良いんじゃないか？」
極んば「……あー、いや。さっきのメンバーを聞いたら、厨の手伝いに行った方が良いような気がする」
布んば「あんたも大概貧乏性だな」
極んば「あんたもな」
布んば「俺は……いや、ここのとこ暇だったから、別に……」
極んば「ああ、そうだな。あんたには下手に時間を与えるより、仕事を与えておいた方が良い」
布んば「……」
極んば「面倒な刀だからな、山姥切国広は……」
布んば「あんたもだろっ！！！」
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【厨にて】
極んば「さて、厨に来たは良いが何をするかな」
極んば「やはり皆は審神者から振舞われる食事が嬉しいだろうから、せいぜい米とぎとか肉や野菜の下拵えくらいかな」
極んば「(米とぎ中)……そういえば、朝飯は何にしたんだろう……？」
極んば「……」
極んば「……(……きゅるるる)」
極んば「……腹が減ったな」
加州「まんば？ 何してんの？」
極んば「……っ！ びっくりした！ 清光か」
加州「何、お腹空いたの？」
極んば「昼飯の下拵えをしているんだが……(ぐ～～～)」
加州「腹、鳴ってるけど？」
極んば「……寝坊して、朝飯食いっぱぐれた」
加州「珍しいねお前、何か作ってやろうか？」
極んば「……え？ 良いのか？」
加州「うん、ま、たまにはね」
極んば「ありがとう清光」
加州「どういたしまして。ま、余りもの飯だけどね」
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極んば「炒飯旨い！！」
加州「本っ当、旨そうに食うよねお前。作り甲斐あるわ～」
極んば「すっごい旨い！！」
加州「なーあ、ご飯粒付けてるぞ、おーい」
極んば「あ、ああ、すまん」
加州「……ふ、ふふ」
極んば「何だ？」
加州「主から聞いたけど、俺はお前も可愛いと思うよ」
極んば「……可愛いってのは……」
加州「うん、そ！ 俺が一番可愛いんだけどね！」
極んば「うん、あんたはとんでもなく可愛い」
加州「えー、それ真顔で言う？ 俺どんな表情したら良いの？？」
極んば「え？ 当然って顔してれば良いんじゃないか？」
加州「はいはい、かわいいの宝石なんで、今後もかわいさに磨きをかけちゃうからね！」
極んば「……」
加州「まんば？」
極んば「あんたそれ以上可愛くなったら、目のやり場に困る」
加州「……は？ は？ はああ？」
極んば「……？」
加州「もー、おまえって何なの？ 俺をどうしたいの？ もーこの刀誑し！！！」
極んば「清光？ 何か怒ってるのか？」
加州「嬉しくて平静でいられないだけだよっ！！！」
二人の一連のやり取りを、一文字爺と三日月爺の二人でこそっと覗いて、もだもだしている平安爺を面白がって突っ込む鎌倉爺であれば良い。
尚、今日の朝ご飯は、寸胴で作った豚汁と白ご飯、生卵、納豆、洗ってちぎった大量のレタスに洗っただけの大量のプチトマト、フライドオニオン、フライドガーリック、クルトンをざざっと添えて。光忠作り置きドレッシング3種がどどんと鎮座。
見て直ぐ分かるくらいに、全ての労力を豚汁に注いだものでありました。
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