一日無駄にした日/ゆら

あのですね、久しぶりに両親がモーニングを食べに行くというのです（会社が土日休みではないので、今週は今日が休み）。
最近は遅くまでモーニングをやっているところが増えましたね。
なので、九時過ぎに家を出まして。
あ、うちはすごい田舎ですので、市街地に行くまで車で三十分近くかかるんです。
で、モーニングをゆっくりいただき、そののち本屋でこれまたゆっくり、そして欲しい本とウォッチング用（突っ込んで笑う為のもの）の本と雑誌ゲッツ。
んで、買い物でもして帰るのかな、と思いきや車が止まったのは、１８歳未満入場禁止遊技場（察してね）。私はビギナーズラックが終わってからはどうも勝てないので、控えてるんです。
なのに何故行く……私を連れて…。
私は仕方なく店内に入り（車の中は蒸し風呂っていうか蒸し釜っていうか）、ソファに腰掛けてさっき買った本を読み始めました。ま、中身は全部漫画ですから、雑誌も５００ページほどあるものといえど、２時間あれば読み終わります。
…２時間経過、まだ終わらないようです。
仕方ないのであらかじめ持参していた小説（っていうかエッセイというか）を取り出して読み始めました。最近清水義範という方にはまってまして…その方の著作を持ってきておりました。
ええ、２冊、持参しておりました。
……読みやすい物ですから、ええ、時間はそう取る本でもありません。ましてや読みかけの本ですから。これも２時間ほどでしょうか。
…まだ出てきません。
……諦めて近くのスーパーに行きまして、本屋、おもちゃや、ゲーセンをぐるぐるぐるぐる三時間ほど。あまり使うまいと思っていたお金も気がつけば５千円ほど消えておりました。
外が真っ暗になって、ようやく両親は戻ってきました。
…………。ええかげんにせぇや…もう。
家に帰ったのは八時過ぎ。
一体私は今日どういう風に過ごせばよかったのでしょうか。