帰省/ゆら

前の晩に出発時刻ぎりぎりに横浜にたどり着きバスに乗って戻って参りました。
朝の6時過ぎに高松駅に。
……サムイ…。ここからくそまじめに家まで公共機関を使って帰ろうと思ったら、電車とバスで4～5時間です。バカにしています。車で1時間かかるかかからないかの距離なのに。とりあえず駅の近くのうどん屋に行く。恒例。
とりあえず伯母が迎えに来てくれるというので、伯母の家の最寄り駅までJRを使いました。今の時期は手動ドアです。素敵すぎです。
10時頃になって両親が迎えに来ました。で、昼もうどん…。
で、なんやかやと雑用をして、帰路。日差しはもう夕方です。
途中スーパーに寄って晩ご飯の買い物をしました。今日はシシ鍋です。近くのうどん屋からシシ肉を貰ったらしいです。
店内で父がキウイを見ました。「あ」と声を上げてキウイを取り上げます。
……？別にこのご時世キウイなんか珍しくも無いじゃない…と思いながら、その時はそのまま気にもせずにおりました。
で、夜18時頃帰宅。
相変わらずバカ犬が吠えてます。
そして、玄関に入った瞬間
…異臭。
……なにこれ。なんとも言えない匂い…。
母と顔を見合わせます。父はとっとと台所に行きました。
父の後をついて行く私たち。父の背中からのぞき込んで見たものは…
「佃煮？」と私は訊きました。
母が「ジャム……」と答えました。
……ジャムには見えません。だって真っ黒です。
「何のジャム？」これも母が答えてくれました。「キウイ」と。
父のスーパーでの行動に合点がいった私。

つまり、出掛ける前（朝八時頃）に普段コンロを使わない父がキウイジャムの鍋に火を入れたんだそうです。それを知らない母は、今日はコンロを使っていないからということで、火の確認をしなかった。
んで、父は父で火を付けていたことを忘れた、と……
……危ない。
………年の暮れに住むところ無くす所でした……っていうか、そういうのを笑ってごまかした父を憎く思います。私が同じ事やったら…恐ろしくてブルブルです。
ほんとにみなさま火には気を付けましょうね。